
Kijime
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Wood Turning
ろくろ・ ウッドターニングとは
ろくろとは
日本では惟喬親王を始祖とする1300年を有する歴史ある産業で近江の国が発祥の地とされています。
【これたかしんのう 平安時代前期の皇族。文徳天皇の第一皇子】 文献参照
木工ろくろ・・・主軸に取り付けた材木を回転させ刃物を当てて削っていく工程をろくろと言います。
主軸を回転させる動力源は人力・水力・電力を使います。
お盆・汁椀・菓子器・茶筒等作ることができます。
ウッドターニング(木工旋盤)とは。
片や木工旋盤は動力源は同様ですがキャッチング(トラブル)時に木材が飛散しないようにレールの後尾にテールストックという装置を設置して固定を強化し安全を図っています。
製作においてテールストックを使うと長尺物の加工が可能で野球のバットや巨大なものではヨットのマスト軸も作ることができます。
もちろん和ろくろ同様お盆や茶筒等も作れます。
刃物はイギリス シェフィールド産が有名であらゆる技に対応できるよう太さ・長さ・丸刃・角刃などがあります。
さらに中空加工用に用いられるカーブしたものもあり多種多様用意されています。

和轆轤 と木工旋盤 の類似点 相違点
☆ 材の保持方法の違い・・・轆轤は一箇所保持・木工旋盤は前後二箇所での保持になります。テールストックが材の最後尾にて支えます。確実な固定方法だと言えます。
☆ 得意な加工・・・・・・・轆轤は板物を得意とし木工旋盤は板物・棒物の加工が出来ます。(旋盤のヘッドストックが固定式のタイプは大きさに限りがあります。)
☆ 刃物の違い・・・・・・・轆轤は自作します。木工旋盤は市販品です いろいろな場面を想定して多種多様のバイトが販売されています。
☆ 刃物扱いでの違い・・・・轆轤は刃物台の位置が遠く人・地域によっては十数センチあります。 木工旋盤は材から1~3cm(砥ぎ長さの違いで)ぐらいの位置にツールレストを固定します。
☆ 刃物の進入切削角度・・・カンナ(轆轤の呼び名)もバイト(ターニングの呼び名)も基本的には同じです。
いくつかの類似点 相違点を掲載しましたが両機とも正円の器が作れます。この自作の器でテーブルの上をいっぱいにしてみては!!!
例えば 湯呑み・ビールジョッキ・お猪口・汁椀・ご飯椀・茶筒・トースト皿・各サイズのお皿・スプーン・箸・箸筒・箸立て・箸置き・一輪差し・花差し・楊枝容れ・お盆・菓子器・サラダボール・鍋敷き・蜀台・照明スタンド・お茶を楽しみたい方はお棗 といろんなものが経験を積むことで作れるようになります。
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